なぜ、Ken?
お仕事では、Ken Higuchiを使っていますが、私は男ではないのです。これは、いただいたあだ名をそのまま使っているからです。
インターネット上、本名を出すより、あだ名を使ったほうが多少安全かな、と思っていました。またアメリカで本名を名乗っても、多くはスペル間違えがあり、一回では覚えてもらえません。でも、髪の毛が長い「Ken」です、というと覚えていただけます。なので、便宜上、男性名を使っています。
この男性名のあだ名を頂いたのは、だいぶ前のことで、高校に入ったときでした。バスケットボール部に入り、新入生の「命名式」がありました。試合中、ボールをパスするときなど、本名は長すぎるので、明治時代の女性のようなワンシラバス(母音が一つで済む短い言葉:”とめ”、”うめ”、”せん”など)のあだ名を付けられるのです。
最初は、本名から「トモ」に決まるはずでした、が、横から同期入部の人が私を指さして、「あ!『オオカミ少年ケン』に似ている!」と叫び、お陰様で(?)それからうん十年、いまだにありがたくご使用させて頂いています。世代によっては、まったくわからない人がいる白黒アニメなのです。
他のチームメートはこんなあだ名でした。
ブン、ワンコ、ニャンコ、うらら、なぎさ、トコ、キミ、しのみ、ちよ、カン。ポン先輩もいました。「チー」は残念ながら、いません。
みなさん、まっとうなあだ名です。私だけ、オオカミに育てられた野生の少年のあだ名でした。
確かに、いつも野原や田んぼを駆け回っていた日焼けしたお転婆でした。木登りは得意。家の裏の森にいっては、つるにつかまってターザンをしていました。犬と一緒に寝ている幼少の頃の写真があります。こんにちも愛犬と一緒にねています。でも、遠吠えはしたことがありません。
「オオカミ少年ケン」のアニメはYoutubeにて検索すると出てきます。お時間の有る方は、見てください。(以前、Blogに張っていたのですが、著作権の問題で削除いたしました。)